ホワイトドア司法書士事務所

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解決事例/コラム

ブラックリストって本当は何?

2018.09.13

まめ知識

 

「弁護士や司法書士に債務整理を依頼するとブラックリストにのるらしい」「これって何なのかよくわからない」

 

任意整理に限らず、債務整理全般にいえるデメリットなのですが、お金を借りたりローンを組んだりすることについての信用を失ってしまい、手続を始めてから数年間は借り入れやローンを組んでの商品購入ができなくなる可能性が大きいです。
これは、巷では「ブラックリストに載ってしまう」といわれています。

消費者金融でお金を借りたりすると、信用情報機関(JICC、CICが大手の信用情報機関です。)にその借入等の情報が掲載されます。
そこには借入限度額等が記載されています。


たとえば、生活費が一時的に不足して消費者金融から30万円を限度額とするカードローン契約をしたとします。

次に信販会社で自動車購入のため、ローンを申し込みをしたとします。

そうすると、その信販会社はその人の信用情報を見て、この人は消費者金融から30万円を限度にお金を借りる契約をしていることを知ることができます。
あとは、その人の収入等からローンを通すか、断るかの判断をすることになります。

ここで、その消費者金融について債務整理をすると、信用情報には債務整理をしていることが表示されます。
そうすると、信販会社は債務整理をしているということは、その人とローン契約をすることをためらってしまい、ローンの申し込みを断られてしまいます。これがお金を借りたりすることについての信用を失ってしまうということなのです。

では、どの程度の期間信用を失ってしまうのか?という疑問が残ります。一般的には、任意整理をした場合、手続を開始して5年~7年程度と言われております。
もっとも、破産をした人でも、翌年に数百万円の自動車のローンの契約ができたということをお聞きしたことがあります。その方は、しっかりとした会社にお勤めで、お給料もそれなりにもらっていました。

たしかに、債務整理をすることにより信用を失ってしまいます。ですが、それを超えるだけの収入面や勤続年数の長さ等のプラス要素があれば、全くローンが組めなくなる、ということでもないわけです。

さらに、現在は借入限度額の総量規制がなされ、年収の3分の1程度の借金しかできないことになっております。したがいまして、既にその限度額まで借り入れをしてしまっている人は、たとえ債務整理による信用低下を防いだとしても、新たな借り入れはできない仕組みになっているのです。

私は、任意整理をして数年で借金を無くすことができるメリット、毎月の支払いが減ることにより貯えができるようになる状態と既に多額の借り入れをして返済に苦しんで、しかも総量規制により既に借り入れができない状態を天秤にかけて考えてください、とアドバイスをしております。