ホワイトドア司法書士事務所

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解決事例/コラム

総量規制って何?

2018.09.13

まめ知識

住宅や自動車のローンの借入れがあるので、借入残高が年収の3分の1を超えています。
こういた場合、これ以上借りられはできなくなくなるのですか?


住宅や自動車ローン(※)は、総量規制の適用除外となっています。
したがいまして、住宅や自動車ローンがあるため、借入残高が年収の3分の1を超えていたとしても、
総量規制には抵触しません。住宅ローンは数千万円に及ぶこともあるため、当然といえそうです。
※ 住宅、自動車ローンについて
 住宅、自動車ローンのうち、貸主が銀行、信用金庫、農協等の金融機関である場合、
そもそも、貸金業法の適用がある貸付けに該当しないため、総量規制は適用されません。

貸金業者から事業資金を借りているので、借入残高が年収の3分の1を超えてしまいます。
これ以上の借入れはできなくなるのでしょうか?


法人(会社)向けの貸付けは総量規制の対象外とされています。
また、個人事業者の方は、事業の収支状況や資金計画書を提出し、返済能力があると認められた場合、
上限金額に特段の制約がなされず、借入れをすることが可能となります。
さらに、借入金額が100万円以下の場合には、上記計画の提出に代えて、事業の収支や資金繰りの状況を確認できる書面
(決算書や確定申告書、会計帳簿等)を提出することにより、借入れを行うことができます。
ただし、個々の貸金業者の判断で追加的な資料等(収入証明書等)の提出が求められることがあります。
また、最終的に貸付けを行うか否かは貸金業者の判断に委ねられております。

銀行(信用金庫、農協等)からの借入れを合算すると、借入残高が年収の3分の1を超えてしまいます。
これ以上の借入れはできないのでしょうか?

総量規制は、貸金業者からの借入れを対象としています。
銀行からの貸付けは貸金業法の規制(総量規制)の対象外となっております。
したがいまして、銀行等からの借入れを合わせた結果、借入残高が年収の3分の1を超えていたとしても、
原則として、総量規制に抵触しないことになります。
また、銀行のカードローンも、一般の銀行等の借入れ同様、総量規制の対象とはなりません。
しかし、これが今では大きな問題になっていると思います。
テレビのCMや電車広告等でも大手銀行のカードローンが大々的に広告されております。
そして総量規制の対象外ということで借金をして、結果として借入金額を増やしてしまうケースが多いです。
銀行のカードローンも、実は消費者金融の金利と大差ありません。
総量規制だから借り入れできることがもたらす大きな弊害といえるでしょう。

貸金業者から年収の3分の1を超える借入れがある場合に、クレジットカード(信販会社のカード)でのキャッシングをすることはできるのでしょうか?
また、クレジットカードで買い物をすることはできるのでしょうか?

クレジットカードを使用した借入れ(キャッシング)については、総量規制の対象となります。
したがいまして、年収の3分の1を超える借入れがある場合、新たな借入れはできないことになります。
一方で、クレジットカードを使った商品購入(ショッピング)は、貸金業法の規制の対象外です。
したがいまして、年収の3分の1を超える借入れがある場合でも、クレジットカードで買い物をすることは可能です。
ただし、リボ払いで買い物をした場合、手数料という名目で記入業者に支払う金額は、今では消費者金融の金利と
大差ありません。
クレジットカードの使い過ぎには注意が必要です。